みえラジ796 (2021年12月)

2021年12月22日(水) そば処木むら

2021年12月22日(水)午前11:00に約5ヶ月半ぶりに営業を再開!
そば処木むらさんに行ってきましたよ♪
入口にはお花とお酒を合わせて約50ものお祝いが!



お花の中には事業者に交じって「災害復旧作業員一同」の胡蝶蘭も。
各方面からの支援があったことがわかります。



こちらは御鳳輦のみなさんから。



さすがに営業再開の日にお話をうかがうのは難しいため、
三代目にあたる小林和海(こばやしともみ)さんに事前に取材してきました。

7月3日(土)は大雨でそば粉の配送が滞っていたため、
早めにシャッターを下ろしていた木むらさん。
小林さんがご自宅に戻ったあと、土砂が襲いました。

シャッターが閉まっていたため厨房はそれほど被害に遭わなかったといいます。
しかしその分、土砂は方向を変えて地下1F・地下2Fへ。
おもに仕込みをおこなう場所が土砂に埋まってしまったのでした。

そこから、ボランティアの手を借りてのバケツリレーでの土砂の搬出が始まります。
そんな折、そば屋の命ともいえる“かえし”の甕が無傷であったことを知ります。
そういった奇跡や周囲の応援、あと14年で迎える創業100年の重みが小林さんを励ましました。

そして今日、営業再開。
待ちに待った地域のお客さんが次々にのれんをくぐっていき、お店は活気に満ち溢れていました。

あと10日で大晦日。
木むらさんの忙しい日々が始まりました。

そば処木むら
熱海市伊豆山579
0557-80-2314


2021年12月16日(木) 岡本クリーニング

来年でなんと創業70年!
岡本クリーニングさんに行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは岡本尚子(おかもとひさこ)さん。
夫の政夫さんは奥で忙しそうにアイロンがけをしていました。

7月3日に発生した土砂災害では、岡本クリーニングさんも大きな被害を受けました。
店内や機械はもちろん、尚子さんご自身も土砂に浸かってしまったといいます。
情報がなかなか無くて不安の日々でした。

それからは掃除の日々。
床や壁を掃除し、機械類を修理に出し、預かっている洗濯物を他店にお願いし…。
そして4ヶ月後、なんとか営業を再開しました。
多くの祝福を受け、少しずつ日常を取り戻し始めています。



お店の入口には再開をお祝いするお花が飾られていました。



そしてコチラは某旅館へ納品される予定のタオルたち。
新型コロナウイルスが少し落ち着いてきて、これからはきっともっと大忙し!



尚子さんいわく、以前と比べると全体的に80%とのこと。
この日も目の前の幼馴染みの家が解体されるのを見たり、
その一方で、隣に戻ってくる人がいたり、
伊豆山の復興の歩みはまだまだこれからです。

岡本クリーニング
熱海市伊豆山579
0557-80-2615
午前7:30~午後5:30 (水曜定休)

2021年12月15日(水) 伊豆山郵便局

熱海市伊豆山579、国道135号線沿いにある伊豆山郵便局さんに行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは八木英治(やぎえいじ)局長。
年の瀬のお忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございます。



八木さんとともに、この半年を振り返りました。
7月3日は土曜日だったこともあり、伊豆山郵便局はお休みでした。
八木さんが現場に入ったのは6日。
すぐ近くまで土砂が押し寄せてきていて、外壁は汚れていたそうです。

それから約1ヶ月間にわたって伊豆山郵便局は休業を余儀なくされました。
局員さんたちはほかの事業所などで業務を続けつつ、復旧作業に追われました。

そして8月2日に再開。
待ちに待った住民のみなさんが貯金を下ろしたり郵便物を送ったり。

近隣住民や周辺店舗に営業再開の挨拶をしてまわる中で、
みなさんとのお話を介して日常の尊さを感じたと話してくださいました。



まだまだ復興は始まったばかりです。
「地域で唯一の金融機関として、できる限りのお手伝いをしていきたい」
八木さんはそう来年への抱負を語ってくれました。

郵便局の明かりがついている。
そんな当たり前の日常をかみしめる中継でした。



…あ、ちなみに年賀状は25日までに出してくださいね。
ココ、大事なポイントです。

伊豆山郵便局
熱海市伊豆山579
0557-80-3006

2021年12月9日(木) 舩井幸雄記念館

熱海市西山町にある舩井幸雄記念館に行ってきましたよ♪



「経営の神様」と呼ばれた舩井幸雄氏が晩年を過ごした場所です。
僕も尊敬する方で、就職活動では船井総研も受験しました(→落ちました)。
「桐の家」の愛称のとおり桐がふんだんに使われていて、つい足をスリスリしたくなる空間です。



こちらには船井氏の著作・蔵書・原稿・写真・愛用品などが展示されていて、
舩井氏が生前に使用していたイスに座ってお茶をいただくこともできます。



実は、今回の訪問の目的はちょっと違いまして…。
こちらの佐野ゆかりさん・純平さん親子に会いに行ってきたのです。



純平さんは現在27歳。
舩井氏の誘いもあり、10歳のときに宝塚市から熱海市に引っ越してきました。
第一小学校時代は熱海クラブで少年野球に打ち込んでいたそうです。

熱海中学校在籍のとき、突然、脳腫瘍に侵されました。
無事に回復しましたが、今から3年前、今度は脳梗塞に。
一時は寝たきりの状態になってしまったといいます。
懸命のリハビリの成果もあり、現在は電動車イスで東京まで仕事に行っているそうです。

そんな純平さん、今年は大きな出来事がありました。
なんと、東京パラリンピックの聖火リレーメンバーに選ばれ、
浜松の競技場で聖火を運ぶ大役を果たしてきたというのです。



車イスラグビーの選手たちと交流し、その後実現した聖火リレー。
拍手や歓声に包まれ、時間が止まったような感覚だったそうです。



そのときのトーチは舩井幸雄記念館に飾られていて、実際に手にすることもできるんです!
僕も持たせていただきましたが、いろいろな意味でズッシリ重い!
コレを持って聖火リレーに参加とは…純平さん、スゴイです。



最後に、純平さんに今後の目標をうかがいました。
障害者だからこそわかることをどんどん発信していきたいそうです。

バリアフリーのことや社会保障のこと、障害を負うまでまったく知らなかったといいます。
「車イス生活でできないことも増えてしまったけど、逆に自分にしかできないこともある」
そう語る純平さんの目は、しっかりと未来を見据えていました。

舩井幸雄記念館
熱海市西山町19-32
0557-86-5151
午前10:00~午後4:00(火曜・水曜定休)

2021年12月8日(水) 株式会社スズケイ

私たち湯河原町民の生活を支えてくれている株式会社スズケイさんに行ってきましたよ♪
中央四丁目交差点、ハンディホームセンター湯河原店の正面です。



お話をうかがったのは二見律子さん。
スズケイさんは2008年から株式会社として営業していて、
資源リサイクルや廃棄物運搬などのお仕事をされています。

また、宿泊施設・事業所・施設などをまわる業務にも携わっており、
私たちにおなじみなのは、黄色い車で収集にあたってくださっていることでしょうか。

1台に2人、それが3台。
そんな少人数で街中をキレイにしてくれているのです。
どんなに悪天候も休むことはないとおっしゃっていましたので頭が下がる思いです。



スズケイさんでは4年前からはリサイクルデーなどのイベントを実施しています。
会社のことを知ってもらうために始めたこととのことですが、
資源ゴミと町指定ゴミ袋との交換や、
古着を持参することでそれがポリオワクチンの寄付につながる活動など、
徐々に町の人たちにも浸透してきています。

そんなリサイクルデー、12月はリサイクル“ウィーク”として開催します!
12月は大掃除の季節ですからね。
19日(日)~30日(木)(※26日(日)を除く)の10日間にわたって相談に乗ってくださいます。

家の片付けでお困り事がありましたら、ぜひスズケイさんにご相談ください!

…あ、ちなみに会社の前の謎のオブジェは、二見さんがデザインしたスズケロくんです。
スズケロくんがさまざまなチラシを持っていますので、近くに寄られた際には手に取ってくださいね。

株式会社スズケイ
湯河原町中央3-15-14
0465-63-4177
午前8:30~午後5:00

2021年12月2日(木) 中野フジヤマ堂

網代駅裏にある謎の(?)会社、合同会社中野フジヤマ堂さんに行ってきましたよ♪
噂によると、ここにはたくさんのベンサン(=便所サンダル)があるとか…。



出迎えてくださったのは代表社員の飯田正勝さん。
中野フジヤマ堂さんは現在12期目で、もともとは東京都中野区で事業をされていました。
温泉や釣りができる生活にあこがれ、約2年半前に熱海にやって来ました。

UVプリントを使った印刷や商品制作もおこなっていて、
熱海市内の宿泊施設や飲食店の商品を請け負っています。
…ベンサンは?



隣の部屋をのぞいてみたら…ありました!
国産のベンサンは実は100種類以上もあるんだとか。
もともとベンサンコレクターだった飯田さんは履物屋さんや問屋さんをまわるうち、
それらがどんどん“在庫”としてたまってしまっていったそう。
ならば販売しよう、と通信販売を始めたところこれが大好評なんです。

さきほどのUVプリンターはベンサンに装飾を施すために買ったものですが、
なんと、ベンサンの形状が合わずに使えなかったそう。
ちなみに、お値段600万円…orz
(ほかの商品やビーチサンダルの印刷に使っていますのでご安心ください)



ベンサンのロゴなどはこちらで手作業…
“型”をよーく見ると…なんと、ホテルニューアカオ!
すでにホテルとしての閉館が決まっているため、レア度が増して発注が増えています。



新幹線とコラボしたベンサンや、市場にはほとんど出まわっていない色のベンサン。



デザインによっては浴衣や甚平とも合わせやすいため、
そういった使い方も提案していきたいと意気込んでいました。



いやはや、いろいろな人がいるものです。
ベンサン.jpというサイトで通販もおこなっていますのでご参照ください。
中野フジヤマ堂さん、今後の活躍に期待です。

合同会社中野フジヤマ堂
熱海市下多賀329-9
0557-67-7000

2021年12月1日(水) HUMANS BEER

湯河原町福浦に開業したクラフトビールの醸造所、HUMANS BEERさんに行ってきましたよ♪
福浦漁港のすぐ近く、真鶴道路の福浦入口の正面にあります。



出迎えてくれたのはギャリーエンバリーさんとエンバリーアンディさん親子。
奥様と妹さんもいて、一家でクラフトビールを作っています。

ギャリーさんはカナダの出身。
ご自宅などでビールを作る仕事に従事されてきました。
その後、来日。小田原に住むうちに湯河原の吉浜や幕山に通うようになり、
そのまま福浦にクラフトビールの醸造所を作ってしまったのでした。



さすが工場だけあって、500L級の発酵タンクが10台も並んでいます。
発酵には温度管理が重要ということで、温度計の一覧も見えますね。

こちらのウリはやっぱり鮮度が良いこと。
小さな工場だからこそ少量生産でいつも新鮮なビールをいただくことができます。



早速、いただいてみましょう。今回は一番右、シトラリーブスです。
ビールの苦みはほとんどなく、まるで上品な紅茶のように香りが広がります。
味も香りも初めての体験!中継でなかったらすぐに1本飲んでしまいそう。

ほかの2本はホップのきいたクラフトビールならではの味ということで、
こちらものちほどいただいてみたいと思います。(各1本600円)



今後は地場の素材も取り入れていく計画で、現在はみかんビールを試作中。
どのボトルもラベルがとってもステキなのでクリスマスやお正月にいかがでしょうか?
土曜日・日曜日は直販もおこなっていますので、のぞいてみてください。
facebookやinstagramでもさまざまな情報を発信中ですよ。

HUMANS BEER
湯河原町福浦437-6