みえラジ796 (2021年9月)

2021年9月29日(水) あの人は今日!?③ 麻羽たんぽぽさん

FM熱海湯河原のパーソナリティの日常を追いかける「シリーズ あの人は今日!?」。
第3弾の今回は麻羽たんぽぽさんを特集しました。
毎月第1・3月曜日午後2:00~放送中の「麻羽たんぽぽの占いでワクワクワーキング」でおなじみです。

てっきりどこかの占いの館に案内されるかと思ったら、なんと網代の山の上。
そこでタロットカードを持ったたんぽぽさんが待っていてくれました。



「麻羽たんぽぽさんって一体何者?」聞いてみると、とても一言では言い表せない回答が…。
もちろんタロット・西洋占星術の占い師という顔もありますが、
和ハーブコーディネーター・インストラクター、森林セラピスト、
さらには(株)森と紙ひこうきの代表取締役まで。etc...



それにしても、お話を聞いていると眠くなってしまうくらい気持ちいい場所…。
まさに、森林セラピーです。
和ハーブや森林セラピストとしての専門知識を持って
さまざまなワークショップに携わっているということで、
コロナ禍の今は特に需要がありそうです。



で、ここは…?
ここは(株)森と紙ひこうきの「ドローンリゾート南熱海」とのこと。
たんぽぽさんはこの広大な森林を購入し、ドローンを飛ばすことができる場所を造ったのです。
熱海市では公的な場所でドローンを飛ばすことは禁止されています。
でもここだったら好きなだけ自由に空中散歩を楽しむことができますね。



毎月第1・3月曜日午後2:00~放送中の「麻羽たんぽぽの占いでワクワクワーキング」では、
仕事運を中心に12星座の運勢をお届けしています。
日々の生活のヒントになる情報が満載ですので、ぜひお聴きください!

麻羽たんぽぽ
asahatanpopo.jp

(株)森と紙ひこうき「ドローンリゾート南熱海」
熱海市下多賀1714-3
050-3647-0106

2021年9月23日(木) 伊豆山の現場から⑥ あたみ未来会議

シリーズ「伊豆山の現場から」第6弾。
今回は銀座町のCLUB HUBlicさんにお邪魔して、
「あたみ未来会議」についてお話をうかがってきました。



お話をしてくださったのは、同社代表の小林めぐみさん。
伊豆山在住で、さまざまな形で一連の件に携わっています。

熱海市伊豆山土砂災害発生後、熱海市では災害ボランティアセンター主体で
「伊豆山地区支援団体情報交換会」という会議を開催してきました。
7月18日に第1回が開かれ、9月9日の第8回では17団体22名が参加しました。

これは文字通りの顔合わせや情報交換の場でした。
日本各地から支援が入っていましたので、こういう場が必要だったのです。

発災から3ヶ月、今後は熱海市の有志の中でこういった場を運営していくことが求められます。
それが「あたみ未来会議」。地域がさらに連携し、個別支援から地域支援へと発展させたわけです。

今後の活動などについても注目していきたいと思います。



めぐみさんご自身もさまざまな支援活動をおこなっています。
シェアオフィス・コワーキングスペースのこちらにも支援物資が。



さらに、地域の中高生が気軽に集える場を提供するため、
夏休みを中心にこの場を無料開放してきました。
勉強できたり、話を聞いてもらえたり…。
それがあまりにも好評で、夏休みが終わったあとの9月まで延長され、
なんと来年の3月までの支援が決まったそうです。



細く長く、その人らしい支援が求められています。
私たちには何ができるでしょうか?

2021年9月22日(水) だんだんGOHAN

湯河原町民体育館の斜め向かいに9月1日に開業した、
だんだんGOHANさんに行ってきましたよ♪



お弁当やお惣菜を購入できるお店ということで、今日のお品書きが並んでいます。



店内の様子はこんな感じ。
7m×5mくらいの広さでなんともスタイリッシュです。



11:00の開店とともにお客様が押し寄せて、
早くもところどころでお弁当が無くなっています。



だんだんGOHANさんは、福浦の民宿・仕出し弁当の直営店。
その伝統の味を湯河原町の真ん中で購入できるようになったわけです。



みなさんが口々におっしゃるのは、手作りでおいしく安全であるということ。
どのお弁当・お惣菜も彩りが豊かで体にも良さそうです。



数あるお弁当の中で、今日僕がいただくのはこちらのオムハヤシ(唐揚げ付き)です!
お弁当ですから少し冷めてからいただいたのですが、卵のふわふわ感がはっきりあって、
とても家では作れないような濃厚なハヤシソースも最高です。
唐揚げが2個ついているのも男子的には◎。



小さなお子さんから年配の方々まで幅広く愛されているだんだんGOHANさん。
もうすでに湯河原になくてはならない存在になっています。

だんだんGOHAN
湯河原町中央3-9-21
090-5130-0887
午前11:00~午後3:00 (日曜・月曜定休)

2021年9月16日(木) 伊豆山の現場から④ 現場周辺

シリーズ「伊豆山の現場から④」。
今回は熱海市伊豆山土砂災害の現場周辺からお届けしました。

こちらはハートピア熱海さん付近から見た伊豆山港。
浚渫(土砂をすくいあげる作業)の様子が見て取れます。
気の遠くなるような作業ですが、漁業復活のためにお願いしたいと思います。



歩いて行くことができる範囲で写真を撮ってきました。
現場の方々はマスクで喉が渇くとおっしゃっていました。
一時期よりは落ち着きましたが、まだまだ日中は暑いです…。

防犯カメラが随所に取り付けられたり、警察が巡回していたり、
これまで以上に防犯活動に力が入れられている印象でした。



伊豆山神社について。
"下"の駐車場は引き続き現場関係者用となっています。
"上"の駐車場は参拝客がこれまでどおり車を停めることができます。
関係者のかたいわく、土日を中心にだいぶ参拝の方が戻ってきたとのことです。

ボランティアセンターのサテライト拠点が浜から仲道に移設されました。
土砂出しはもちろん、しばらくは引っ越し作業の手伝いが中心になるとのことです。



眼下には16日(木)に営業を再開した水葉亭さん。
発災から2ヶ月半ぶりの営業に、みなさんの気合いも入っているようでした。
朝礼ではココを中心に活気を取り戻そうという支配人からの言葉があったとのことです。


2021年9月15日(水) Terminal A

8月22日に開店したばかり!
レモネード専門店のTerminal Aさんに行ってきましたよ♪
ちょうど熱海市役所と静岡銀行とマックスバリュの間です。





入口にはおいしいレモネードの秘密が…楽しみですね。



店内の様子はこんな感じ。
白を基調としたオシャレな雰囲気ですね。



全部で10人くらいは入れるでしょうか。
開店から間もないこともあってお祝いのお花もありますね。



お話をうかがったのはマネージャーの勝又莉沙(かつまたりさ)さん。
まず、気になったのがTerminal Aという店名についてです。
店名の由来は空港をイメージしたという点と、もうひとつトリックが…。
Terminal Aの文字を逆にすると、Aターミナルになり、「Aターミ=アタミ」に!!
今日、誰かに話したくなるトリビアを教えてくれました。



たしかに、メニュー版も昔の空港の行き先表示板のようです。



肝心のレモネードについて。
国産レモンにこだわるのはもちろん、なんと氷まで手作りしているんだとか!
純度が高く硬い氷を使うことで味が薄まりにくくなるため最後までおいしくいただけます。



その自慢のレモネードをいただきました!
着色料や香料が入っていない、正真正銘のレモン。
鼻に抜ける香りがさわやかで、今の季節にピッタリの一杯です。

緊急事態宣言が終わればお酒も出していきたいとのことで、
これからどんな進化が見られるのか楽しみなお店でした。

Terminal A
熱海市中央町2-10
0557-29-6100
午前10:00~午後8:00 (火曜定休)


2021年9月9日(木) ROUTE 101

食欲の秋においしい唐揚げはいかがでしょうか?
ということで、湯河原町に新しく開店したROUTE 101さんに行ってきましたよ♪



店内の様子はこんな感じ。
アメリカの西海岸を思わせるような明るくオシャレな内装です。



入口では彼がお出迎え。
カラフルなアクセサリーもありますね。



お話をうかがったのは井上麻美(いのうえあさみ)さん。
8月8日に開店したばかりですが、すでにリピーターの方も生まれているそうです。
もともと飲食店をする気はなかったといいますが、
コロナ禍にあって、みんなが働ける場所を作ろうという意識で起業しました。



名物はもちろん唐揚げ。1個100円(税込)というわかりやすい価格がいいですね!
しょうゆ・しお・カレーの3種類があって、外気温などによって微妙に味付けを変えています。



早速、いただきました!
アツアツでブリブリなのは言うまでもありませんが、
お肉の中心部分までしっかりと味がついているのが印象的でした。
ビールにもよし、白飯にもよし、無敵のお惣菜、唐揚げです。

これからもさまざまな形で進化を続けるであろうROUTE 101さん。
今後に注目です!

ROUTE 101
湯河原町中央1-1634-12
080-8847-5684
午前11:00~午後7:00 (月曜定休)

2021年9月8日(水) 伊豆山の現場から③ 喜与味

熱海市伊豆山土砂災害の今をお届けしているシリーズ「伊豆山の現場から」。
第三弾はお弁当の喜与味さんです。

午前11:00頃に到着すると、店主の高橋一美さんがちょうど配達に出るところでした。
弁当事業復活から1ヶ月、浜周辺に活気が戻ってきていてうれしいです。



あらためて、店主の高橋さんにお話をうかがいました。
7月3日当日は、いわゆる土石流の第一波が襲来し国道の交通整理をしていました。
そこへあの映像の第二波が。急いでその様子を撮影して周囲に危険を知らせました。
店舗への土砂の流入は少しでおさまりましたが、そこから長い2ヶ月が始まりました。



店舗下の浜公園にボランティアのサテライト拠点が置かれ、
ちょうど昨日まで活動がおこなわれていました。
高橋さんは地域の人間としてボランティアさんたちの陣頭指揮を執りつつ、
高齢のみなさんなどへの支援もおこなってきました。

ちょうど今日も近所の女性の支援をしていたんだそうです。
その女性は市から新しい洗濯機が贈られましたが、使い方がわかりません。
それを高橋さんが支援していたのです。
「できるだけ断りたくない。わからないところは先輩や後輩にお願いしてでも」
そんな言葉が印象的でした。



浜地区の泥出しなどは少し落ち着きましたが、今度は拠点が仲道に移ります。
高橋さんはこれまでの経験をいかして仲道の支援もしたいとおっしゃっていました。
体調だけには気を付けていただき、引き続きよろしくお願いいたします。



追伸。
こちらが今日の喜与味さんのお弁当。チキン竜田550円(税込)。
近所の方々やボランティアの方々も次々に来店していて、
本当に地域に愛されているお店なんだなと思いました。

喜与味
熱海市伊豆山579-1
0557-80-0981

2021年9月2日(木) 湯河原町防災コミュニティセンター

湯河原町防災コミュニティセンターで開催された、
「防災関連物品の配布」「災害種別ごとの警戒区域図の掲示」に行ってきましたよ♪



会場には津波や土砂災害などのハザードマップがズラリ。
自宅周辺はもちろんのこと、職場や買い物するところなど、
自分事として地図を眺めるのが大切です。



入口ではアルファ米とクラッカーをいただきました。
実は僕もこのアルファ米は備蓄しています。
期限がきたものを食べたのですが、備蓄米とは思えないおいしさ!
もうひとつのポイントはいざというときの前に、
実際に調理して食べてみるということ。
今晩の夕飯にあらためていただいてみようと思います。



こちらは避難所に避難したときに記入する内容です。
コロナ禍の今にあっては体温を記入する欄があるのが特徴的ですね。







ハザードマップの中でも注目したのが随所に見られる「×」。
これは今年の7月の豪雨災害で実際に被害があったところです。
別の中継でお伝えした、奥湯河原の加満田さん周辺が↓です。
机上の空論ではなく、実際にあったこととして地図を眺めると防災への意識が高まります。



新型コロナウイルス感染症予防の観点から、今年の防災訓練は中止です。
逆に言えば、防災対策は町民ひとりひとりに託されているということになります。
あらためて、身のまわりの確認をお願いします。

2021年9月1日(水) 熱海市災害ボランティアセンター

9月1日は防災の日。
そして、熱海市伊豆山土砂災害からあさってで2ヶ月ということで、
熱海市社会福祉協議会の中にある熱海市災害ボランティアセンターに行ってきましたよ。
福祉センター6Fは事務所や物資の置場になっていました。



お話をうかがったのは、次長の黒川宣夫(くろかわのぶお)さん。
お忙しいところお時間を割いていただきありがとうございました。

まずは基礎知識から。
災害が発生した場合、基本的に自治体は各社会福祉協議会に
災害ボランティアセンターを設置するように準備しています。
実際に黒川さんも東日本大震災や広島・千葉の災害などに応援として行った経験があるそうです。
それが今回、熱海市で実際に発生したということになります。



発災翌日の7月4日には熱海市災害ボランティアセンターが開設され、4000人近い方が登録しました。
そして7月21日に実際の活動が始まりました。
現在は熱海市内在住者を中心に日々20人程度が現場で活動しています。
もうのべ500人くらいが実際に現地に赴いたとのことです。

泥出しはもちろん、運転手や看護師などさまざまな役割があり、
みなさんの協力によって浜地区はだいぶキレイになりました。
今後は拠点を仲道の方に移しながら活動を続けていきます。

さらに、これからは泥出しに加えて引っ越しの手伝いが発生することが予想されるといいます。
どんどん変化していく要望に柔軟に対応しているんですね。



つい忘れがちになってしまいますが、今はコロナ禍の緊急事態宣言下。
遠方からのボランティア希望者を受け入れるのが難しいのが心苦しいと語ってくれました。
実際、スタッフも定期的に抗原検査を受けているのだそう。
コロナ禍のボランティア活動の難しさもあります。



今後も定期的にお話をうかがっていければと思いました。
地域のコミュニティラジオ局として。