みえラジ796 (2021年8月)

2021年8月26日(木) サンビーチ

8月最後の木曜日、毎年恒例のサンビーチに行ってきましたよ♪
今年、最初で最後のサンビーチでした。
熱中症警戒アラートも発動され、むせるような暑さでした。



砂浜には約100人。テントは3個。
例年ならもっともっと多くの人でにぎわっています。

三島から来たという女性3人組にお話をうかがいました。
みなさんは看護師さんで、日々新型コロナウイルスのワクチン接種などの
業務にあたっているとのことでした。
短い短い夏休み、少し夏を感じたくて熱海に来たのだそうです。



今年は熱海市伊豆山土砂災害の影響で流木などの漂着物があったため、
結局、海水浴場は開設されませんでした。
お盆周辺の天候不順もあり、来場者数は少なかったとのことでした。



来年こそは↓のような看板ナシで普通に楽しめることを願って…
2021年の夏が終わっていきます。


2021年8月19日(木) 大縄海岸

ひさしぶりの快晴のもと、網代の大縄海岸に行ってきましたよ♪



公式には海水浴場は設置されていませんが、念のための体制は万全。
係の方いわく、去年よりも来場者数はさらに少ないということで、
悪くいえばちょっと寂しい、良くいえば密を避けられるそんな状態でした。



この日も遊びに来ていたのは数人で、その中で毎年来ているというご家族にお話をうかがいました。
ココは家から近く波も穏やかなので子供たちを遊ばせるのにはいいですとのことでした。



“常連さん”が多いのも大縄海岸の特徴。
夏休みの思い出、たくさん作っていってくださいね。

2021年8月18日(水) 琴ヶ浜・岩海岸

数秒おきに雨が降ったりやんだりする中、
真鶴の琴ヶ浜・岩海岸に行ってきましたよ♪

まずは琴ヶ浜から。



午前11:00時点で約30人。
それぞれ磯遊びを楽しんでいました。



次に岩海岸。こちらは約50人。
風が強かったせいか白波が立ち、一部がエメラルドグリーンに輝いていました。



お話をうかがったのは横浜や南足柄からいらしたというご家族。
それぞれ、キャンピングカーでの移動を徹底したり、
実家と海だけの往復を徹底したり、それぞれが感染対策を徹底していました。



大人はこの現状を嘆きがちですが、意外にも子供たちは楽しそう。
この夏を受け入れ、できる範囲で楽しむ。
子供たちの笑顔の救われた気がしました。

2021年8月12日(木) 長浜海岸

この夏初めて、長浜海岸に行ってきましたよ♪
関係者の方々にうかがったところ、売上は低調なままとのこと。
思い当たる要因は複数ありますが、このお盆でなんとか盛り返したいとしていました。



海岸の様子はこんな感じです。テントは全部で30ほど。
例年と比べるとやはり人は少なめですが、距離を取ってのんびり楽しんでもらえたらと思います。



大きな声で遊びに来てとは言いにくい状況が続いていますが、
お越しいただいた方は全力でおもてなしさせていただきます。
少しでもよい思い出を持って帰っていただければと思いました。



2021年8月11日(水) 加満田

昭和14年創業。奥湯河原の老舗温泉旅館・加満田さんに行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは、女将の鎌田るりこさんです。
加満田さんは文人・財界の人たちに長年愛されてきた宿。
敷地内には2本の源泉があり、その泉質は随一と言われています。

7月3日、そんな加満田さんを土砂が襲いました。
藤木川の沢が決壊し、大量の泥や木が流れてきたのです。
この道路もまったく通れないほどの状況でしたが、
今日うかがったらこのとおり、元通りになっていました。



当日は5組のお客様がいて、みなさん車を置いてタクシーで帰られたそう。
鎌田さんもおにぎりを握ったりするなどお客様への対応を続けました。



それから5週間。周辺の土砂はすっかり撤去され、営業再開の日を迎えました。
その間も常連さんたちから宿を心配する連絡や激励がたくさんあったといいます。
加満田さんがいかに愛されているかがわかるお話でした。



加満田
湯河原町宮上784
0465-62-2151

2021年8月5日(木) 伊豆山の現場から(伊豆おはな)

熱海市伊豆山土砂災害の特集企画「伊豆山の現場から」
第一弾は伊豆山の岸谷地区にある介護・福祉タクシーの伊豆おはなさんを訪ねました。



伊豆おはなさんの事務所は直接の被害を免れましたが、
発災後は立ち入り禁止や通行止めになっていて、ようやく帰れるようになったという状況です。

ガレージをのぞくと、そこは支援物資置場になっていました。
10時から15時の間、近所の方が"店番"をしてくださっていて、
この日も水や食料、ゴミ袋などを持ち帰る人でにぎわっていました。



思ったのは、ココはモノがもらえる以上にみんなが集まれる場所。
声を掛け合い、お互いの健康や状況を気に掛け合うことで、つながりを維持していました。



発災当時、地元の消防団の方々などと必死に避難を呼びかけていたというおはなさん。
地域を知り、地形を知り、車椅子操作などに長けているおはなさんだからこそ救える命がありました。
道路が寸断され、情報が錯綜し、ご自身も自宅に帰れない中、その後もおはなさんは活動を続けました。



現在もおはなさんの車両には災害緊急車両の札が貼られています。
避難所から自宅に戻る人が増えている中、復旧は始まったばかりです。
今後も地域のメディアとして現場の様子を伝えていきたいと思います。

2021年8月4日(水) 心象めぐみ会共同作業所

熱海第一ビル地下1F、心象めぐみ会共同作業所の売店に行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは伊勢井施設長。
心象めぐみ会共同作業所さんはもともと伊豆山にあった施設で、
先の災害の影響で現在は第一ビル4Fの会議室で作業しています。

建物や利用者さんたちは無事だったものの、
施設に立ち入ることができずにいたところ、
みなさんの厚意で借りることができたんだとか。



4Fをのぞいてみたら10人程度の利用者さんたちが段ボールの組み立てをしていました。
そのほかには写真のようなさまざまな小物も作っていて、
売れれば売れるだけ工賃として利用者さんたちに入る仕組みです。



心象めぐみ会共同作業所さんはこれからクラウドファンディングに挑戦します。
施設を整えたりするために資金が必要となるためです。
利用者さんにとっても熱海市にとってもなくてはならないところ。
今後の動きにも注目していこうと思います。



一日も早く、日常を取り戻すことができますように。